ZEH
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスとは
ゼッチ（ネット・ゼロ・エネルギーハウス）とは、「外⽪の断熱性能等を⼤幅に向上させるとともに、⾼効率な設備システムの導⼊により、室内環境の質を維持しつつ⼤幅な省エネルギーを実現したうえで、再⽣可能エネルギーを導⼊することにより、年間の⼀次エネルギー上肥料の収⽀がゼロとすることを⽬指した住宅」です。
簡単に⾔うと。夏は涼しく、冬は暖かい住宅により、エネルギーを上⼿に使うことにより省エネルギーに努めたうえで、太陽光発電などによりエネルギーを作ることで、1年間の住宅の消費エネルギー≦0 となる住宅のことです。
ＺＥＨの定義・評価方法
- ＺＥＨの「高断熱基準」を満たしたうえで、快適な室内空間を保ちながら、エネルギーを上手に使うためには、空調設備、換気設備、照明設備、給湯設備等の効率化が重要。
- 躯体の高断熱化と設備の高効率化により、省エネ基準よりも20％以上の省エネをＺＥＨ基準として設定。
- ＺＥＨの「高断熱基準」「設備の効率化」で20%以上省エネを満たしたうえで、太陽光発電等によりエネルギーを作ることで、正味でゼロ・エネルギーを目指す。
- ただし、屋根が小さい・日射が当たりにくい住宅では、エネルギーを作ることに限界があるため、評価に考慮することが必要。
- 正味で75%省エネを達成したものをNearly ＺＥＨ、正味で100%省エネを達成したものをＺＥＨ。
以上で設定されています。
ＺＥＨのメリット
01 経済的
高い断熱性能や高効率設備を取り入れることにより、月々の光熱費を削減。
さらに創エネで余ったエネルギーは売ることができます。
02 快適・健康
高断熱の家は、室温を一定に保ちやすいので、夏は涼しく、冬は暖かい、快適な生活が送れます。
さらに、冬は、効率的に家全体を暖められるので、急激な温度変化によるヒートショックによる心筋梗塞等の事故を防ぐ効果もあります。
03 レジリエンス
台風や地震等、災害などによる停電時でも、太陽光発電や蓄電池を活用すれば電気が使用できるので、非常時でも安心です。
推進に向けた取り組み
住宅の省エネ・省CO2化に向けた
経済産業省国土交通省
環境省による
3省連携の取り組み
国土
交通省
さらに省CO2化を進めた先導的な低炭素住宅
素住宅ライフサイクルカーボンマイナス住宅（LCCM住宅）
令和5年度予算／345.47億円の内数
ＺＥＨに対する支援
経済
産業省
将来のさらなる普及に向けて供給を促進すべきZEH
次世代ZEH＋、集合住宅（超高層）
令和5年度予算／68億円の内数
環境省
引き続き供給を促進すべきZEH、ZEH＋
戸建て住宅、集合住宅（高中低層）
令和5年度予算／100億円の内数
国土
交通省
中小工務店が連携して建築する木造のZEH
ZEHの施工経験が少ない事業者に対する優遇
令和5年度予算／279.18億円の内数
省エネ性能表示（BELS）を
活用した
申請手続きの
共通化
関連情報の
一元的提供
我が国では、 エネルギー基本計画（令和3年10月閣議決定）において、
「2030年度以降新築される住宅について、
ＺＥＨ基準の水準の省エネルギー性能の確保を目指す」とともに、
「2030年において新築戸建て住宅の6割に太陽光発電設備が設置されることを目指す」
とする政策目標を設定しており、
地球温暖化対策計画（令和3年10月閣議決定）においても同様に政策目標を設定しています。
2050年カーボンニュートラル実現に向けて、
経済産業省・国土交通省・環境省は連携して、
住宅の省エネ・省CO2化に取り組んでいきます。
３省による支援制度
募集開始時期および採択時期などは別途公表予定
※1 TPOモデル：居住者以外の第三者が太陽光発電システムの設置に係る初期費用を負担して設備を保有するモデル ※2 次世代HEMS：太陽光発電の自家消費率を更に拡大させるため、AI・IoTなどを活用し、太陽光発電システムや蓄電池などの最適制御を行うHEMS ※3 補助額：長期優良住宅とする場合、10万円/戸 補助限度額を引き上げ
※4 補助額：令和2年度からの継続事業は、同年度の補助率・額から変更なし ※5 補助額：一定の条件を満たす場合は上限24万円/戸
双葉鉄工建設が考える、これからのZEH住宅への取り組み
双葉鉄工建設株式会社は再生可能エネルギーの導入促進が次世代の電気安定供給や、低酸素社会の実現に必用不可欠と捉え２０１３年度から積極的に太陽光発電の導入に取り組んでいます。弊社及び弊社関連企業合わせ現在総発電容量は約１３メガワットに達しており、今後も積極的に再生可能エネルギー施設の設置・展開を進めて参ります。
また、今後のはネット・ゼロ・エネルギー・ハウス（ＺＥＨ、ゼッチ）支援事業のＺＥＨビルダーにも登録を行い、住宅から発生するエネルギー収支をゼロにするチャレンジを試みます。
ZEHによるメリットとしては快適な室内環境はもちろん、光熱費やCO2の排出削減に大きく寄与する事です。日々環境問題に関心が高まっていく中、未だ日本の住環境は断熱性能が低く、暑さや寒さに弱い住宅が多いという現状となっております。そんな課題解決に向けて果敢にチャレンジし我々は住環境から未来の子供達の健康と確かな安全を満たす住宅を提案し供給して参ります。
